2009年11月30日月曜日

ちょっと一言 今日の献立の中から

11月30日月曜日
かじきの味噌漬け
お煮しめ
かぼちゃの煮付け
厚揚げ焼き
刺身 - 黒むつ ホタテ 鯵の酢の物
塩鮭
こんにゃくの煮付け

こんな家庭料理があります。あとは皆さんのご注文を承ります!是非お立ち寄り下さい!

上野浅草アマチュアオーケストラ


暮れの迫る11月29日ー日曜日です。恒例のThe黒船屋のママがメンバーの一人というだけで、いつも100人ぐらいの観客を動員している演奏会です。クラッシックが好きで来る人も、ただそんな場所にこの機会に行ってみたいという若い人達ーいつも黒船屋中心に集まるおじさん達ー終わってからの飲み会を楽しみに来る人達ー皆がそれぞれの楽しみを持って、1時半開演なのに、1時前から行列が会場の外まで続いてしまうのですよ。私はもちろん、早くから並び、どなた達がいらっしゃっているかチェックしながら入場します。いち早く席を確保しておき、一階から会場に上がってくる人々をお迎えし、挨拶の言葉をかけているのです。まるで、The黒船屋がそのまま、出張しているような気がしますよ。

オーケストラの演題がなんであれ、メンバーにスターがいるわけではなく、「私の知っている人が出演しているの。」というだけで、この会場は満杯になります。黒船屋の周りの町内会のおばさん達、ママの毎日通う、聖路加のお友達?息子の剣道の仲間、私の昔の60年前の学友ーエトセトラです。

The黒船屋のママは第2バイオリンを受け持って、いつもは左端奥にいるのですが、なんと、今日はステージの真ん中の指揮者をまともに見据える場所に配置されていましたね。本人の気持ちは分かりませんが、黒船屋ファンの皆さんは感無量で、バイオリンを習い始めてからやっとここまで来られたのかと皆さんはやる気を持っていただけたと思います。

いつも彼女へのプレゼントはたくさん届けられるので、その品々を持ち帰るのにKさんが大変な思いをしているのです。私は高齢者なので、終わった後は、私の面倒を見てくれる人が誰かしらいて、お食事などに連れて行ってくれます。ちなみに、今日は遠方からいらっしゃってくれたご夫婦です。うなぎが美味かった!ご馳走様でした!ご報告まで。(ママはこの記事を読んで、恥ずかしいそうですよ。笑)

2009年11月28日土曜日

眩しみて 紫濃き花 ジャカランダ


眩しみて 紫濃き花 ジャカランダ
11月のサンフランシスコに来てみました。先ず夏の陽気みたいなのに当迷いましたが、東京みたいに湿度が高く無く、凌ぎよい気候。でも喉は乾き、あまり水分を取らない私がしきりに水をとりましたよ。通りは歩く人は見当たらず車が流れているだけ。でも歩道は広く並木の木陰で立ち止まり色々観賞したりします。夏の気分で緑の木陰ばかりと見ていると、あちらこちらに紫の花が咲くジャカランダの木が目立ちます。その木を近く迄寄って見に行くと秋なので、種がなっていました。素晴らしい紫の花をつける大木。日本ではお目にかかれない花。それがジャカランタです。6月に撮った写真を見てください。
(注)ジャカランダ:南米原産の世界3大花木のひとつ。

北カリフォルニア ハーフムーンベイ


2009年11月14日
ハーフムーンベイの桟橋を蟹漁船を追い求め、よく走り回ったね。
パパはお前と一緒にいるのがうれしくて。。。
ほら、日が西に傾く頃、桟橋の先端で、倉庫にいる人が蟹を船から引き揚げている場所を見つけたんだ。

怖そうに見えたおじさんだけど、お前が蟹を売ってもらえるか交渉してたら、
売ってくれるような事を。ところが、私達の後ろに、いつの間にか、何十人もの行列が出来てしまった。

それを見て、おじさんはみんなに「蟹は売らないよ!」と追い払っています。
私達はションボリ。それでも「さっき約束したからきっと...」と心細く待ったものでした。
私達は日本人、「もしかしたら?」と思っているのだけれど、なんだか私達をも寄せ付けてくれません。

そんな時、後ろから白人夫婦が(多分、英国人だと思うのだけれど)歩いて来ました。
女性も素敵でしたが、男性は長い高級マフラーを格好よく投げたらし、
やはり英国のダンディーだなと思ったりしていました。
むこうは夫婦、私達は親子だと、負けずに素敵に見えるはず。

再度、おじさんに蟹を売って欲しいのだけれど、と頼んで見たものの、結局買うことはできませんでした。
「カモメよ、蟹漁船が入ってくるのを教えておくれ!」

一緒に来たトムの友人達は、港のレストランに入り込んで、蟹のことも、私達のことも、心配することもなく、飲んだり食べたりしていました。
お前はトムを呼び、蟹を買いに言ってくれるよう、引っ張り出していました。
連れのもう一人の女性は神戸出身の気が強く、「あそこに行ったら脅かさなくちゃ買えないよ」とトムに。彼女は、「私達はお腹を減らし、走り回っていたのに、そっちは店の中で暖をとり、飲んでいるんだから!」と怒っていたのです。

待つこと数分。トムはお前に教えられた倉庫に行き、簡単に生きた蟹をゲットしてきました!
お前が驚いてどうやって買ったのか聞くと、働いているおじさん達ににタバコを出して、「タバコを吸うかい?」と聞くと嬉しそうにタバコを受け取り、あっさりと、売ってくれたそう。

日本では、こんなことを「餅屋は餅屋」と言いますね。
お前には男にタバコを差し出すテクニックは場違いだね。それはトムにしか出来ない技でした。

もう空は暗く、風も冷たく、一路帰路に向かっています。