2010年3月4日木曜日

文通


The 黒船屋さま

 桜咲いたと都の便りなど名文句がありますが、杖を挽く身には遠い話です。
年寄れば桜咲くのも小煩き
という一休の句の方が愉快です。
 昔は
葉桜や傘で戻りし広小路
と粋になったこともございます。
 複活して来ましたら、またお便りいたします。

Hさま
 一度もお会いできず、もう昔からのお付き合いのように
文通だけでの未だ私の知らない時代が、偲ばれます。
 今は旦那さまと俳句などの交換をさせて戴いております。
               
 -悼む Hさま
 儚儚の夢も重なる冬の雨  
                    ノブ

2 件のコメント:

  1. 生前、一度も会ったことのなかったH様。とても素敵な文章を書かれる方でしたね。お悔やみ申し上げます。

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  2. ノブさん,K2画伯です。初孫の節句をやってきました。もちろん,昼間から飲み続けてましたが…
    孫は,ようやく首がすわってきたようで,縦に抱くことができるようになりました。しかも,体重が6kgを越えてきたようで,抱いてると腕が痛くなってきます。
    今度は,1歳の前後にでも,油絵で描いてみようかと。

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