ムッシュM先生
ベガスへの旅行をご手配頂き、有難うございました。快適なVoyageを楽しみました。サンフランシスコからのあのイギリスの飛行機会社が作った「バージンアメリカ」も快適に飛行してくれましたね。MGM Garndでのイリュージョンの世界、デビットカッパーフィールドの鮮やかな4次元空間世界は、スパニッシュ系の艶やかな観客女性に支えられ、見事なパフォーマンスで、やはり驚かされましたよ。
でも、カジノはベガスも不況らしく、懐が固く、なかなか遊ばせてはくれませんでした。いったんみんなで、部屋に戻りましたが、私はまだ悔しく「ちょっとカジノに下りるよ」とまたトムと出かけてしまいました。夜中の時間のほうがやはり人は多く、カジノも活気がありましたが、小額のお金で遊べそうなのは、スロットマシンしかありません。「勝負師としては、カードで!」という思いで、つい、空いている席に座ってしまいました。自分では、ブラックジャックの席に座ったつもりが、何かカードの配り方が違っています。私の席は最初の席なのです。まずカードが3枚伏せてまかれました。何をしていいか分かりません。女性のディーラーが指で「ここにチップを置くように」と仕草で教えてくれるます。テーブルの上に3箇所、円形の白い印があり、それがどうもチップを置くところみたいでした。最初の円の上にチップを置きゲームに参加できるようです。それからがまた分かりません。配られたカードを開こうとすると、手で止められてしまいました。みんなが揃ってからカードを手に取るようにと理解しました。チップを置く円がまだ2箇所。これはどうするの?と顔をしかめながらカードを開くと、カードはすでに配られた3枚で終わりみたい。私なりに理解し、手を見るとバラバラの手で、何をするか分かりませんが勝負にはならないと理解して、カードを開きDoneです。カードとチップはすぐディーラーが引き上げ、私の顔を見て、「日本人?」と「そうだよ」「英語分かるの?」「分からないよ」テーブルのほかの客も不思議そうにこちらを見ています。英語も分からない日本人がカードができるのかという顔でした。1、2回やっているうちに勝負師の勘が戻りました。まず参加料のチップを置き、カードをもらい、みんなが配り終えてからカードを開き、掛け金を置き、それから勝負の金額を吊り上げていくのです。つまり3枚カードのポーカーみたいなものでした。3枚でハイカードが1枚あれば、勝負が出来ます。数字が揃えばストレート、マークが揃えばフラッシュ。覚えてしまえば、いつの間にか勘が戻り、チップが山になってきました!
調子に乗って勝負をしているとトムが後ろに来て、もう止めて行こうというので、しぶしぶトムと部屋に戻りました。眠っている娘を起こし、勝ったお金を渡しましたよ。
こんな話ーなんの話にもなりませんね。
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