
黒船屋休日の夕食時、電話が入りました。「もしもし、これから7人ほどで行くからテーブル開けておいてよ」「もしもし、今日は休日で、いらっしゃっても何もできませんよ」「分かってるよ。泥船ならみんな知っているんだから頼むよ」こんな強引な電話申し込みは私には名前を聞かなくてもすぐ分かります。某社の昔のメンバー。多分、忘年会の流れでもうかなり酔っているはず。ビールかお酒がありさえすればいいのですが、お代を頂くためには、何かしらのセットを出さなければ。まあ、あとは何がなくても、ママに任せることにしましたよ。外は雨。車2台ですぐ来るはずです。
黒船屋のドアの前で数人の人声が聞こえます。雨なので傘と荷物が邪魔しているので入ってくるのが難しいのです。すると、今までカウンターで食事をしていたママが急に立ち上がり、ドアを開け、「あら、皆さん、お久しぶりじゃありませんか!」と愛想良く迎い入れました。流石、長年の水商売、慣れたものです。入り口のすぐ前のカウンターには私が娘とパソコンを開いてSkypeでビデオ電話中だったので、いち早くTさんが、「おお、Kがいるじゃないか!」パソコンを覗き込み、皆をそっちのけに娘と話し始めます。テーブルについても、一人ずつが交代で娘の顔を見ようとパソコンを覗き込み、うれしそうに、場所を離れそうにありません。娘は孫のような子供のような役割でした。中でもこれから出張する方は、娘と英語で話し、娘のことを気に入ってくれた様子。テーブルには何もないとは言え、「かじきの味噌漬け、大根の煮付け、じゃがいものサラダ、鯵の酢の物、こんにゃくの唐辛子煮」お酒は「八海山一升瓶」をテーブルにのせ、勝手に飲み放題。Yさんだけは、いつも一人でビールだけです。全部、お酒を開けてしまいましたので、お開きです。みんなが立ち上がり、財布の紐を広げて、「一人いくらー?」毎度ありがとうございます!その後私は雨の中、皆さんとカラオケへ。帰ってきてK1を見ましたが、疲れてしまい、誰が勝ったのかも分かりませんでしたよ。
黒船屋は週末はお休みです。それでも長年のお客さんがこうやって来てくれるのは、うれしい限りです。また、近いうちにお寄りくださいね。娘もパソコン越しとはいえ、一緒にここに居たようでしたね。
ホントに私もそこに居るようで楽しかったです♪皆様にどうぞよろしく!
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